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バルタザール・グラシアンの 賢人の知恵
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| ジャンル: | 本
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| セールスランク: | 16297 位
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| 参考価格: | ¥ 1,785 (税込)
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ヒガミ・ネタミが渦巻く、現代社会の住人へ。
一貫して、「自分を抑えて、控え目に」という思想であり、それはキリスト教的だと思う。
そして、出る杭は打たれやすい時代だったのだろうか。
出る杭が打たれるのは、現代でも変わらない事実だが、他者より頭ひとつ抜け出るには、やはり『知恵』がないといけない。
しかし、確かにすばらしい言葉が煌いているが、すべては自分のため、「保身のため」で終わっている気もする。
『知恵』とは、保身のために在るべきものなのか。
ドングリの背比べ的な状況の中で、他者と生存競争をせねば、生き抜けない環境にある人、とりあえず、本書で心に平穏を。。
悪人に対抗するつもりが、悪人になる?
悪い人間(or世間)から身を守るための術として
面白く読める。真実も書かれている。
しかし、ここに書かれている術を
駆使してしまう人間というのも、結局、悪人なの
かなと思えてくる。いかにも場当たり的で矛盾に満ちた
態度や、キリスト教的道徳に反すると思われる点が結構ある。
「聖書学の教授の地位を追われる。逮捕され...」とカバーに書かれている著者の経歴がその辺の事情を物語っているのだろうか。
矛盾や葛藤
相反することが書かれていて混乱。
最初は白と言い、読み進めると今度は黒だというような点が目立つ。
中国古典の権道のようにその時々に合わせて臨機応変に立ちまわれということなのだろう。
一番面白かった点はこれが牧師さんが書いているという点。
牧師の言葉にしては辛すぎる。キッツイ経験したのだろうなと裏読みしてしまうのが面白かった。
全体的に性悪説です。
先人の知恵
カバーに書かれた、バルタザール・グラシアン氏の経歴に
『雄弁な伝道師として圧倒的な名声を得るが、
1657年、サラゴサでの聖書学の教授の地位を追われる。
逮捕され、追放されたタラソナという村で一年後に没した。』
とありました。
本書の内容を理解していても、
その通りに生きるというのは難しいことなのかもしれません。
困った時にページをめくり、賢く生きるヒントを先輩に教えて頂く。
そういう感じの本です。
アドバイスの内容は決して新鮮ではありませんが、
どんな時代にでも通用することが書かれています。
道徳というより、きわめて現実的な処世術
ビジネス書の書評メルマガで紹介されていたので手にとって見た。
著者のグラシアンはイエズス会の修道士だそうだが、1ページ1テーマ、全部で240篇の「人生訓」にはほとんどキリスト教的道徳くささがなく、神という言葉もほとんど出てこない。むしろ徹底的な「処世術」「世渡り術」である。たとえば、
・運のいい人を見分け、ついていない人からは逃げるに限る。
・落ちぶれた人とはかかわりを持たないほうがいい。
・平凡な人と付き合おう。自分より優れた人と一緒にいると自分が目立たないから。
・友人に貸しがあるなら、つまらないことで返してもらわないこと。
・うそをついてはいけないが、すべてを明らかにする必要もない。
などなど。道徳というより、きわめて現実的でむしろミもフタもない感じだ。座右の書とするにはあまりに直截すぎて、深みに欠ける気がするのは筆者だけだろうか。
自分の置かれた状況によってそれなりにピンとくるものはあるとは思うが、ニーチェやショーペンハウエルの褒め言葉はやや過剰といえなくもない。
ディスカヴァー・トゥエンティワン
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